「環境水」と「水道水」は調査対象が違う
河川・地下水環境調査の地点・区分
蛇口の水道水供給地域の検査結果
数値の読み方採水場所・時期・単位
先に押さえたいこと
- 環境水の測定と、水道の蛇口の検査は別の資料
- 超過地点の総数には、継続監視や周辺調査も含まれる
- 自宅の水は、給水区域と採水日が合う資料で確認する
01どこの水を測った数字なのか
PFASのニュースを読むときは、物質名に加えて採水地点を確認しましょう。環境省が2026年3月27日に公表した2024年度のPFOS・PFOA調査は、河川、湖沼、海域、地下水の結果です。全国47都道府県の3,941地点が対象で、家庭の蛇口を無作為に調べた結果ではありません。
PFASは多くの物質の総称です。この調査の数値はPFOS・PFOAについてのもので、すべてのPFASを合計した値とも異なります。
02629地点を「新たな汚染の件数」と読まない
同調査では、PFOS・PFOAの合算値が指針値50ng/Lを超えた地点は629地点でした。その内訳には、以前からの継続監視、汚染範囲を調べる周辺調査、新たに超過を確認した調査地点が含まれます。総数をそのまま新規発生件数とすることはできません。
| 超過地点の調査区分 | 2024年度の地点数 |
|---|---|
| 過去の超過を継続して測定 | 282地点 |
| 超過地点の周辺などを調査 | 217地点 |
| 概況調査などで新たに確認 | 130地点 |
| 合計 | 629地点 |
出典:資料1
03暮らしに必要なのは使っている水の確認
水道水は、水道事業者が検査・管理します。2026年4月からの水質基準については、PFOS・PFOAの水道水質基準の解説をご覧ください。ご自宅については、利用する給水区域と採水日が分かる検査結果を確認します。井戸水を直接使う場合は、水道の結果では判断できないため、自治体の窓口へ相談してください。
横浜市の公表資料の探し方は水質検査結果の見方にまとめました。浄水器を検討する際も、機種ごとの仕様で対象物質と処理容量を確認し、環境中での検出情報だけで性能を判断しないようにしましょう。
出典・記事の更新情報
内容確認日:2026.10.20。制度・価格・受付状況は、各掲載元の最新情報をご確認ください。
